MJバイク10月号に俺の記事が載った。

だが、写真がなかったのでしょーしょーさみしいじゃろう。

写真もいっしょにどうぞ。

 すなっぴょんじゃ。冬といえば前回の「デイトナバイクウィーク」、夏と言えば「北海道」に決まっている。暑っくるしくて四国なんかにいられない。だが前回デイトナの旅行で資金は全然残っていない。ふっ「金はなくとも暇さえありゃあどこへでもいってやらあ」

 ちゅうわけで、泣く泣く愛馬FZRを納屋に残したままヒッチハイクで6日かけて稚内に到着した。おるおるおる!さすがに日本の最北端だけあってバイカーやチャリダーが市内にうろうろしている。みんな俺と同じアホやなぁ・・・・(旅人はその多くがアホやと思っている)

 稚内名物「防波堤ドーム」には様々なアホが勢揃いしていた。カブやモンキーで北海道一周している者、SR400で日本一周している者、ギターを持って歌うヒッチハイカー、日本一周をしてる途中のチャリダーの少女。みんな根性あるねぇ。

 そこにテントを張って次の日、雨が降っている。どうも8月からは雨がちだ。暑さから逃げてここまでやってきたのだが14度しかないとはどういうわけだ。だがここ「防波堤ドーム」はとても居心地がいい。巨大な防波堤は雨よけにもなり、近くにトイレはある銭湯あるスーパーある隣でカニは売ってる。ここなら長期滞在も可能だ。

 ただし、目の前には全日空ホテル、そして多くの普通の観光客が名物「防波堤ドーム」を見にやってきてるわけだ。おれたちはまるで檻に入れられたサル!!。

 その日の午後やってきたのがTRX850に乗ったコテコテの関西人女性ライダー畑さん。やってきた時の最初の一言が「こけてしもたー」。雨で雑談するしか無かった俺達にとって絶好の出来事!。わらわらとTRXに集まる集まる。

 笑いながら「今朝キャンプ場から出るときに濡れた芝生でタイヤが滑ったんですよ。カウル割れちゃったからこのカウルどうにでもしてください」。おぉライダーの鏡じゃ、極めつけのアホじゃ。

 そこで最初の一人が「立ちゴケする奴はアホじゃ!」と書く。その一言に他の人は(ええっそこまで書いて大丈夫なの・・・・・)とたじろぐが「どんどん書いてください記念ですから」と笑顔で言ってくれるので、周りの者もそれに続けとヒゲを書いたり「ねむい」と書いたりカウルの割れ目に縫い目を書いたりとガキの落書き帳状態。俺も「○×ドカティ(MJ向けには○×と書いたが、実は「死ねドカティ」と書いた)」とTRXユーザーが「そ、それだけは勘弁・・・・・」という事を書く。なんて可愛そうなTRX。それにしても誰も慰める言葉を書かないとは・・・・・。それでも笑顔で「みんなに笑っていただいただけで、満足です!!」と、さすがや。関西人の鏡や。

 翌日には宗谷岬へ行った帰りに乗せてもらった漁師の方に毛ガニをもらった。しかもさすが北海道だでっかく4杯も!!北海道住民の旅人への心の広さに感激した。もちろん一人では食べきれないので周りの人たちに分けてあげる。「毛ガニあげるよー」と言うと俺の周りに人が集まってくる。旅での出会いを作るのにも一役買ったのだ。「毛ガニ食べたかったけど頭の中から消してたんよー」と女性ライダーも大喜びだった。

 でっかいぞーほっかいどー。今度来るときこそはバイクじゃ。

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