5時頃に雨がポッポッと降ってきたのでテントを小さな屋根のある休憩所の下に移した。雨がだんだん強くなってきた。
昼頃にずぶぬれのワルキューレに乗った人がやってきて休憩所の下でヘルメットを脱いだ。とってもおっさんくさいカッパだったのでおっさんかなぁと思ってたら同じ年代の人だった。「こんにちわぁ」と挨拶する。「ワルキューレの一番大きい奴じゃないですか。すごいですね。」「いやーこれが初めて乗るバイクなんですよ」「えっ」「大型免許をいきなり取って乗ったんです。初めてワルキューレ見たときから乗りたくて乗りたくて」(うーん相当アホだ。北海道に来るわけだ)「まあ、いきなりCB1000に乗るのと比べればアメリカンは飛ばすバイクじゃないから初めてでも乗れますからね。それにしてもそのカッパすごいですよね。カブのおっさんみたいじゃないですか。しかもブーツカバーがコンビニのナイロン袋じゃないですか。ちょっとワルキューレには・・・・・」「もう、バイクでお金なくなっちゃったからハハハハハ」と、笑って一緒に昼御飯を道の駅の食堂で食べた。カブでやってきた18才ぐらいの少年もやってきた。でもこの子は愛想が悪かったのであまり話ができなかった。
持ってきたラジオを聞くと北海道だけが雨が降っているそうだ。しかもこの付近は大雨洪水警報が出ている。ヒッチハイクは幸そうだな。
さらに台風並に風が強くなり始め移動を断念する。テントが飛びそうだ。しっかりと休憩所の柱にテントを固定する。横のファスナーの部分から浸水し始め、しかもテント内に付いた露が風が吹くたびに弾いて顔面に水しぶきが飛んでくる。「やってられっかー」
晩御飯は「道の駅」の中で売られていたハンバーグをゆでて食べる。そして買っていたウイスキーを飲んで寝る。飲まなきゃ寝られないほどひどい状況だった。
テントの中 | ハンバーグとビニール袋をかぶせた ザック |
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